銅製の鳥置物、茶碗、香炉、飾り棚などを買い取り致しました。

スタッフからのコメント

　今回は3日後からご実家の解体が始まるというタイミングでの出張買取。ご実家と離れて暮らすため、気になりながらも諦めていたそうですが解体屋さんから骨董屋を呼んだ方が良いと言う勧めがあったそうで急遽、お電話頂きました。

写真は明治１1年生まれで明治から昭和にかけて活躍した金工師、土方義則の銅の置物「岩に鶺鴒」。昭和初期の作品と思われます。岩にとまる二羽のセキレイの今にも動き出しそうなリアルな姿が銅と言う素材で見事に表現されています。

このような調度品は生活様式や住環境が変わり、床の間など飾るスペースが無くなるにつれ需要は低迷していますが今回のお品物のように量産品では無く作家作品であればまだまだ買取り可能です。

処分されずに良かったです(^-^)、お声かけ頂きありがとう御座いました！